【満員御礼】経営課題解決のためのデータ活用講座2022 〜データを制したものがビジネスを制す〜

満員御礼 誠にありがとうございました。

【技術経営大学】経営課題解決のためのデータ活用講座2022
〜データを制したものがビジネスを制す〜

(一社)首都圏産業活性化協会では、企業の稼ぐ力を強化するため、各種団体や大学等と連携して“技術経営大学”を2019年度より運営しております。

さて、昨今のコロナ禍を踏まえ、多くの企業では、社内業務や生産工程の刷新、多様な働き方の導入、経営管理体制の強化等の業務の変革とともに、新規顧客開拓や新事業開発など、ビジネスモデルの変革を迫られており、事業再構築のご支援や「経営デザインシート」を用いたディスカッションを通じて実感しております。

一方で、経産省が2020年10~11月に行なったアンケートでは、地域未来牽引企業の6割が「デジタル化を実施中」と回答したものの、「ビジネスモデル変革」に取り組んでいる企業は1割強に留まり、多くの地域企業は、DX(デジタルトランスフォーメーション)の段階には至っていない状況にあり、地域の企業の戦略策定やITコーディネーター、ソリューション提供者とのマッチング支援を行なうことと併行して、社内人材育成の観点からは、(一社)日本データビジネス協会と連携して、企業における各種データの重要性や必要性、データの収集から分析・利活用方法までの方法について解説する「データ活用講座」を開講しました。

この講座を通じて、過去・現在のデータを分析し、将来の予測ができるようになり、経営・営業・品質・生産など企業活動のあらゆる場面でのデータ活用を通じて、各社の業績向上ならびに人材の育成に貢献いたします。

 

基礎シラバス(syllabus)

1.講座の目標
ビックデータの活用が本格的に始まったことを契機に、昨今のビジネス分野においては、「データから価値を創出し、ビジネス課題に答えを出すプロフェッショナル人材」に注目を集まっている。
本講座では、データを活用して、自社およびビジネスにおいて何らかの価値創造を目指す方達の入門講座の位置付けとして、データサイエンスの基礎を学ぶことで、データの基本的な扱い方、活用方法、データモデリング、分析手法などの習得を目指す。
また、演習を通じて、データベースの基礎や SQL (国際標準規格のデータベース言語)を用いた基本的なデータ操作方法についても習得していく。

2.講座の内容
データサイエンス基礎知識の習得、データ分析プロセスやデータモデリングの理解、統計学の基礎知識学習に関しては講義形式で実施する。データの活用や分析に関しては、実際のビジネス上での事例を紹介し、理解を深める。また、データベースを使ったデータ解析の演習を行い、SQL を用いた「データクレンジング(破損したデータや不正確なデータ、無関係のデータを特定して解決する手法)」やデータ変換の基礎を習得いただきます。

3. 開催方法  オンラインZoom会議
募集定員:最大30名(最少催行人数5名) ※一次エントリー締切 10/14(金)中

4.実施スケジュール(1日2コマ・全7日)
2022年11月5日(土) ~ 2023年2月11日(土) ※詳細日程は下記参照

日付 1時限 9:00~10:30 2時限 10:40~12:10
11月5日

(土)

データサイエンスの基本概念と応用例

データサイエンスとは何か、何を学んだら良いか、また、データサイエンスがどの様な分野でどんな形で実際に利用されているかなどを講義形式で分かり易く解説します。

データ分析プロセスの理解と実践例の紹介

データサイエンスの中で大きなウエイトを占めているデータ分析に関して、その分析手法や分析プロセスを学習していただきます。講義に合わせて、具体的な分析プロセスの実例を紹介します。

11月19日

(土)

データモデル概念の理解とプロトタイプモデル作成演習

データを扱う上で基本であり、かつ最も重要なデータモデルに関して、モデリング手法やデータモデル作成方法の基本を学習していただきます。また、例題を使い、実際にプロトタイプモデル作成の演習を行ないます。

データサイエンスに必要な統計手法と具体的な利用例

データサイエンスで必要となる最低限の統計手法を学習する。理解を深めるため、統計手法の具体的な利用例を交えて解説します。

12月3日

(土)

ビックデータの活用方法と現状

ビックデータとは何か、何故大きな話題となったのかを解説します。また、ビックデータが実際にどのように活用されているのかという現状を紹介します。

新しいIT技術の活用

最近話題となっているAI、IoT、ブロックチェーンなど、最新のIT動向を解説しながら、データサイエンスとの関連や今後の展望に関して解説します。

12月17日

(土)

【事例紹介】顧客データ分析事例

顧客データ分析の事例を使い、顧客統合や名寄せの手法、分析手順などを紹介します。

【事例紹介】購買データ分析事例

原価の削減や代替品候補の選定などで使われている購買データ分析の事例を紹介します。また、事例を通して購買業務に関して理解を深めていただきます。

1月14日

(土)

【事例紹介】製造原価分析事例

グローバル製造業全体の課題である製造原価分析に関して、先進的なグローバル製造企業が、現在どのような方法で原価分析を行っているかを紹介します。

販売データ分析演習

販売データの代表であるPOSデータを使い、販売データ分析に関して理解を深めるとともに、販売データの分析における課題と分析時の重要なポイントを、演習を通じて理解していただきます。

1月28日

(土)

貸借対照表による財務分析の基礎

貸借対照表(B/S)を使った財務分析の基礎を学習し、売上分析を例とした場合、実際どのような手順で分析を行なうのかを理解していただきます。

ビックデータ分析事例

IoTデータを使ったビックデータ解析に関して、実際のデータを確認しながら、ビックデータの基本的な解析手順や解析手法を理解していただきます。

2月11日

(土)

データクレンジング概念の理解と具体的な事例の紹介

データサイエンティストの仕事の 80%を占めると言われているデータクレンジングに関して、何のために、どんな手法でデータクレンジングを行うのかを具体的な事例を交えて解説します。

データベースの基礎とデータサイエンスのまとめ

データベースの基礎とSQL (国際標準規格のデータベース言語) に関して学習します。また、講義全体の復習とまとめを行ないます。

 

5.講師 嶋田 圭吾(しまだ けいご)氏 (一社)日本データビジネス協会(JDBA)所属
東京工業大学1977年卒。大手ITベンダーに30年勤務し、2015年からはデータサイエンティストのスキル体系を整備しつつ、自らデータサイエンティストとして大手企業のデータ活用を推進するコンサルティング活動を主な業務としている。

【講師実績】
・国税庁データ活用研修(2016年~)
・岩崎学園後期授業データサイエンティスト講座(2016年~)
・立教大学大学院MBA春1データサイエンス初級講座(2017年~)
・ほか、個別企業向け社内セミナー等

6. 推薦図書 (副読本)
「紙と鉛筆で身につけるデータサイエンティストの仮説思考」 翔泳社
孝忠 大輔 (著, 編集)
川地 章夫, 河野 俊輔, 鈴木 海理, 長城 沙樹, 中野 淳一 (著)
参考価格 1,760円

「図解まるわかり データサイエンスのしくみ」 翔泳社
増井 敏克
参考価格 1,848円

7. 受講料 (全14講座)
一般 390,000円(税抜) 429,000円(税込) ※
会員 290,000円(税抜) 319,000円(税込) ※
1科目のみの受講の場合  35,000円(税抜) 38,500円(税込)

※東京都令和4年度DXリスキング助成金・第5回(上限額64万円・助成率2/3)の申請を行う場合は、8割以上の出席が必要とされます。申請期間:9月16日~10月17日 助成対象期間:11月1日~2月28日
令和4年度DXリスキリング助成金(東京都産業労働局):https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/jinzai/ikusei/reskilling/

主催:一般社団法人首都圏産業活性化協会(TAMA協会)
共催:一般社団法人日本データビジネス協会(JDBA)